相模の灯篭で旧年と別れ、スカイツリーで新年を迎える

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記者:鄒淼


株式会社中国電視東京本社2017年年越し新年中継記録

一.まずに

人類は「儀式」というものにいつも憧れを抱いているものだ。日本は1873年でグレゴリオ暦を採用してから、1月1日、この新年と旧年の交代を意味する、物事すべてが新しくなる日が日本においてとても重要な儀式の一つとなった。儀式に伴い祭事も風習もある。よって年越し中継は「灯篭海洋」とも言われた相模湖森林公園を選び、揺れるライトの下人々とともにカウントダウンを行うことにした。それと同時に新年中継は東京のランドマークであるスカイツリーを選び、相撲・獅子舞・福袋などといった物事から日本の新年の文化を紹介した。まずは年越しと新年の中継映像のURLをここに紹介し、文章を添えてこの二つの中継の一部始終を整理するとする。

年越し中継 http://tv.cctv.com/v1/index.shtml?videoID=VIDEjY4XRquJ7iJNvLzu0qSy161231

新年中継http://tv.cntv.cn/video/C10375/148a38c519504eccb3d16069cbcdf329

二.先発チーム

 一か月以上に及ぶテーマ選び、現地フィールドワーク、コーディネートおよび様々な準備のあと、12月31日のお昼に、中継先発チーム五人の出発で年越し中継が始まった。午後四時過ぎに、先発ちーっむは相模湖森林公園に到着した。

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荷物を下ろす先発チーム

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準備万端の衛星車

 先発チームの任務は中継前最後の現場調整とカメラポジションの確認だ。今まで何度も現地に出向いたが、やはり当日になって問題がいくつか生じた。突如現れた食品移動販売車が2カメの視野を完全に遮り、主催側との交渉を通して、新たに2カメのポジションを決めなおした。幸いにもカメラマンは経験豊富で、準備したケーブルも十分な長さだったので、問題なく2カメに新たなポジションを決めることができた。

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2カメのポジショニングについて話し合う

三.夜がやってくる

    現場調整とカメポジ確認を経たのち、夜になった。このころの相模湖森林公園は全く違う様子になり、キラキラと輝いていた。観光客もだんだんと増えてきた。

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相模湖森林公園夜景

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相模湖森林公園夜景

 午後五時過ぎ、中継総責任者劉斌が後発チームを連れて現場に到着し、リハーサルを行った。実際のリハーサルにおいては、  また現場でいくつか撮影に支障がきたす要素がいくつかあった。会場のBGMの音量が大きかったりするなどといったもので、これらの問題に対してもまた有効な解決策を出した。

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中継総責任者劉斌が現場で指揮を執る

 20時30分、リハーサルが無事終了し、中継チーム全員で公園内のフードコートで食事をした。

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おなかいっぱい

四.年越し中継

23:00 全員集合。すでに振り分けられた役割に沿って、各自作業を始めた。

23:20 信号テスト終了後、全員が準備態勢に入った。

24:59 2016年最後の数秒のカウントダウンの掛け声とともに、中継を開始した。

数分後、ウィーチャットが鳴りやまなかった。携帯を開いてみると、北京から多くの称賛が届いていた。

みんなやっとほっと一息。簡単に集合写真を撮った後、機材を整理し、現場を撤収した。

新聞チャンネルのために技術サポートをしていた同僚と新聞チャンネルチームも任務を完了し、合流し、記念撮影をした。

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中継チーム集合写真

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新年を迎える花火

新年を表す花火がまだ空に輝く中、我々も新たな旅を始めた。

 

五.転換

 相模湖から東京に戻り、もうすでに深夜2時半になった。ピンと張った心が緩んだようにも感じ、みんな飢えと寒さと疲れでくたくたになっていた。四時半にはまた出発して新年の中継をする必要があるので、中継チームのメンバーはオフィスに戻り自分の椅子で少々休みをとった。

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ちょっと仮眠

 朝四時半になり、先発チームは時刻通り出発をした。中継地に到着するや否や、カメラマンはスカイツリーの頂上にダッシュでむかい、初日の出と相撲のインサートを撮りに行った。スカイツリーの頂上には様々なマスコミが集まり、私たちは幸いにも一番のくじを引き、比較的いいポジションを獲得することができた。

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スカイツリーから初日の出を待つ

六.新年中継

午前八時過ぎに全員が集合し、現場観察とカメラポジショニングを始めた。今回はあまり大きな問題は発生せず、カメラ三つともそれぞれのポジションを確定することができた。

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現場チェック

 午前9時過ぎには、福袋を買い求めるお客さんで会場がいっぱいになった。獅子舞の方々も中継現場に到着し、我々と簡単に交流した。9時40分に中継がスタートし、リポーターの曹書僑が数分間の間に日本の人々が新年の初めに行う様々な行事や文化を紹介した。

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リポーターリハーサル

9時43分に新年中継が無事終了し、全員で記念撮影を行った。

集合写真を撮り終えたのち、獅子舞の方々が無病息災を願って獅子で我々をそれぞれひと噛みした。今回お招きしたのは日本「風流派」の獅子舞の方々で、一人獅子を強みとしている。獅子の頭は桐の木で作られ、凶が吉となるよう言われているらしい。話によると昔獅子はインドで人を食べ、インドの人口が減ったがために、日本に渡ろうとしていた。日本の本土の神様がそのことを知ったのち、一匹の狐を派遣し獅子と話し合わせたそうだ。最終的に「日本は獅子に食べ物を提供し、獅子は日本の悪い鬼を食べる」といった提議を結んだそうだ。長らく正月に獅子舞が人を噛むという行事は災いを払い福を呼ぶ風習になり、今に残る。獅子に噛まれた我々も、そのようになるようにと願うばかりだ。

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中継チーム全員で記念写真

 

最後に

年越しと新年中継は株式会社中国電視が2013年から続けてきた伝統だ。毎年CCTV経済チャンネルの年越し特別番組の中継以外にも、CCTV新聞チャンネルの年越し特別番組へ技術面でのサポートも行っている。

今回東京からは衛星車二台、中継茶一台、自動車3台、中継スタッフ14人を派遣し、前後で22時間ものの時間を有した。この五年間、旧年の最後の夜と新年の最初の朝を迎えるにあたって、祖国の視聴者に素敵な番組を提供するとともに、株式会社中国電視のある種の儀式と慣習にもなった。

新たな一年をむかえるにあたり、株式会社中国電視は祖国の発展と繁栄を祈願し、国民の皆様が安らかに過ごされるようお祈り申し上げます。友人の皆様方は健康に、楽しく過ごせますように。持ちろん自分自身にも、新たな一年において、仕事により磨きがかかりますように。

 

株式会社中国電視東京本社

                                                               2017.01.01